特集 南西フランスの美しい村や街を訪ねて


 ヨーロッパの国々では中世の雰囲気が残された美しい小さな村や街を指定して観光を奨めている。この5月中旬、フランスの最も美しい村協会が指定する美しい村や街を訪ねる機会を得て撮影してきた。ちなみに、フランスでは人口が2000人を越えないこと、最低2つの遺産・遺跡があることなどの厳しい基準をクリアした村のみ「美しい村」として選出されているとのことである。今では(2013年現在)200箇所が指定されているという。
 今回「小さな美しい村」としてはコンク、ドンム、サン・シル・ラポピー、サン・レオン・シュル・ヴィゼール、ラ・ロック・ガジャックをそれぞれ訪ねた。その他、ボルドー、ピアリッツ、バイヨンヌ、アルビ、カオール、ロカマドール、サルラ、モンティニャック(ラスコー)、サンテミリオン等の諸都市にも拠点として立ち寄り、その一部も撮影できた。
 今回の旅は雨や曇りの日が多く必ずしも天候に恵まれたとは言えなかった。また写真についてはツアー(N社)に乗せて貰っての撮影であるため当然のことながらじっくり粘っての撮影とはいかなかった。なにせ、素人の写真撮影であり、こんなものだろうと満足している。
 ピアリッツの眩しい太陽とさわやかな海風、どこまでも続く南西フランスの牧野の風景がよみがえり、今、少々の疲労感さえも、なにか心地よいものとなっている。










美しい村に向かう車窓からの風景



バスの窓からの風景で若干の映り込みが残念であるが新緑が素晴らしい!
































































山間の美しい村コンク




































石造りの家で、木の柱も見える独特の形が、いい雰囲気をだしている





























































フランスで最も美しいと言われる村 サン・シル・ラ・ポピー























村にはポピーなどさまざな花が咲いていて、まさに花を添えている
























































高台の村の下にはロット川が流れている






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ひっそりロマネスク教会が佇む サン・レオン・シュル・ヴィゼール











写真をを撮ってもいいですか、と聞くとこちらを向いてにっこり笑ってくれた





































































城壁に囲まれた石造りの村 ドンム










村の高台からの眺め ドルドーニュ川がU字形に流れている

























































































窓が開いた時、「ボンジュール」と声をかけたかったのだがとっさに出てこなかったのが残念!



















村にはすてきなホテルもある














ドルドーニュ川と崖に囲まれた村 ラ・ロック・ガジャック


川岸が工事中であるのが残念であった












美しい村への拠点として立ち寄った美しい街


ボルドー、ピアリッツ、バイヨンヌ、ルルド、アルビ、カオール、ロカマドール、サルラ、モンティニャック、サンテミリオン、をたずねて










ボルドー

































































































かつての王侯貴族の保養地 ピアリッツ
































バスク地方の代表的な街 バイヨンヌ











建物の壁面の色彩が実に美しい




























バスク博物館


































































聖地ルルド
















































セシル大聖堂のある ロートレックの生誕地 アルビ















































































ヴァラントレ橋 サンテティエンヌ大聖堂のある古都カオール



川霧の立つヴァラントレ橋












二人は巡礼者か この橋の先は険しい巡礼の道につづいている









アルズー渓谷に寄り添うように佇む村ロカマドール



対岸の村から望む
























































サルラ



サルラの朝市
































































しゃれた雰囲気のレストラン












ラスコー・ベズレー



ラスコー洞窟入り口











見学したラスコーⅡは撮影禁止であったが洞窟内の壁画のスケールの大きさには驚いた
大きい牛の絵は全長6メートルあるそうだ




クロマニヨン人 人骨発見の地 ベズレー







ボルドーワインの産地 サンテミリオン




















マカロンの老舗



























見渡す限りのぶどう畑